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大正

衝撃と熱量、羽化 -ミリオン6thLIVE-

かなり長いこと間を空けてしまい申し訳ありません。会員の大正です。このブログに書くのは去年のミリオン5th直後以来となりますね。今回もちょうどミリオンライブの6thツアーが仙台・神戸まで終わったので、それについて少しだけ掻い摘んで書きたいと思います。(ちなみに僕の参加は両公演ともDay1は現地、Day2は都内のLVでした。)

 さて、THE IDOLM@STER MILLION LIVE! 6thLIVE TOUR UNI-ON@IR!!!!。

 まず衣装。仙台Day1の現地の開演前の暗闇でOpening SEが流れ、今回も素敵なSEだなあと酔いしれていたところで、目に飛び込んできたのは暗がりの中に次々と登場する種々様々な衣装のシルエット達。僕はアリーナ中後方から見ていましたがその完成度・作り込みの高さが遠くからでもはっきりと分かり、目の前に広がっている光景の異常さを理解した途端に声にならない叫びとともに「こんなこともできるようになったのか、ミリオンライブ…!」と胸に熱いものが込み上げて来て目頭がグッと熱くなりました。(実際どうなのかは分かりませんが個別衣装を作るというのはグリマスをベースにしていた1st〜4thの時代には収入・予算的にもしかしたら厳しかったのではないかな…と思ったわけです。)ピコピコプラネッツの衣装など光ってるのが終演まで信じられないくらいでした。演者の皆さんがとても似合っていてまるでゲームの中からアイドル達が飛び出して来たようでした。

 次に曲について。前回の記事で書いた通り、5thライブは披露される曲がほぼ決まりきっていてどんな曲が来るのか分からない楽しみというものがない"展覧会"の様なものでした。そして今回の6th、僕はMTGシリーズの未披露のカップリング曲を聴けるのを主な楽しみに向かいました。しかし「ピコピコIIKO!インベーダー」が終わって始まったのはなぜか体操。連番者の先輩と「こんなたくさんの動きは覚えられないよ!!」と笑い合っていたら突如なにか聴いたことのあるメロディーが流れてきてそういうことか!と理解したとともに、ASのカバーが始まったことに対して驚き、後頭部をガツンと殴られたような感覚に陥りました。しかも「スマイル体操」のアレンジも新規オリジナルで、最初の数フレーズを聴いてAstroNoteSさんの音づくりだと気付いたのでAstroNoteSファンである僕は発狂しそうになってしまいました。最高でした。

 そしてCleaskyのステージも良かったですね…。ステージ全体と小道具を使い、ドラマパートを彷彿とさせる素敵な演出で涙が出てしまいました。ずっと「想い出はクリアスカイ」を聴きたがっていた先述の先輩と二人で「ここまで(生で聴けるまで)長かったですね…」としみじみと感慨に耽りました。

 このように、MTGのカップリングだけでなくAS曲のカバー、およびそのリアレンジver.まで披露され、予想を遥かに超えるセットリストでした。

 神戸公演でも衣装の秀逸さは変わりませんでしたね。特に閃光☆HANABI団の衣装が可愛らしくて仕方ありませんでした。

 演出面についてもSTAR ELEMENTSの突然の朗読劇やCharlotte・Charlotteの人形箱、トゥインクルリズムの戦闘シーン・エンドロール、HANABI団の和太鼓演奏などに加え、総じてモニターでの演出が素晴らしかったと思います。

 曲に関してはCharlotte・Charlotteの「フタリの記憶」は予想通りだったのですがその後のまさかのカバー2曲目が「魔法をかけて!」とは思いませんでした。完全に油断していて予想外だったので郁原さんと諏訪さんが「聴いて下さい、魔法をか…」まで言った瞬間に反応して「そんなまさか!!」と座っていた席から飛び上がる勢いで立ち上がってしまいました。しかもKOHさんによるエレクトロリアレンジで、僕はKOHさんの作編曲がミリオンでもミリオン以外でも大好きなので聴いていて多幸感で少し過呼吸気味になってしまいました…。(実際2番くらいで呼吸が少しヤバイなとちょっとだけ焦りました(笑)) Charlotte・Charlotteの演技・演出はとても幻想的で、僕はボイスドラマ本編の世界観や設定を全然解き明かせていないのですが、それがまた逆にとても甘美に感じられるように作用してきて、終始心を囚われていました。

 閃光☆HANABI団はまず登場からめちゃくちゃカッコよかったですね。特に駒形さんの立ち姿などは全てがキマっていてクールでした。カバー曲では明るい夏曲が来るかなと思っていたので、予想していなかったMOONYが来てかなり驚きました。このMOONYも打ち上げHANABI ver.ということでリアレンジされており落ち着いた雰囲気で、渡部優衣さんが仰っていたように「盆踊り会場から少し離れたところで花火を見ているような」素敵な曲調にアレンジされていてとても心地良かったです。これに関しては最初聴いても全然アレンジ担当者の見当がつかなかったのですが、確か2番の中盤あたりからAstroNoteSさん特有の音づくりが感じられた気がしたのでAstroNoteSさんアレンジなのかなと予想しています。

 特にHANABI団の演技では大関英里さんが僕の担当アイドルである佐竹美奈子としてステージ上に立って精一杯演技して下さっていたのを見られたのが嬉しくて嬉しくて、MOONYに入ってから涙が止まりませんでした。1日目のソロ曲は浜崎さんと駒形さんが歌ってから次が「あめにうたおう♪」だったのでDay1の閃光☆HANABI団のソロ曲は終わりか、と担当のソロ曲を生で聴くのを諦めていたらまさかのその後に大関英里さんが出てきてくれて「満腹至極フルコォス」を歌ってくれたので、自分の幸運を喜びつつ楽しむことができました。今回は「よくできました!完璧!」の後の「わっほ〜い!」のコールも会場全体で大きく響いていたように感じられたのでとても嬉しかったです。最後のBrand New Theater!のフリーのパートでは、立ち位置の関係上公演中ずっと下手側にいた大関さんがこの日初めて、上手側の観客側の方にやって来て下さったのが優しさを感じられて感無量でした。あとフリーパートの最後の方で色んな人に抱きついていたのもとても可愛らしくて好印象でした。大関さん、今回も本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

 6thツアー仙台・神戸公演を振り返ってみると、今回はオンエア中のテレビ番組というコンセプトに則ることで今までにない吹っ切れたチャレンジングな取り組みを盛大に行なっていたライブだったな、と感じました。今回で得た経験などから今後の周年ライブなどにも素晴らしい仕掛けや演出などを取り入れていって欲しいと思います。

 まだツアーは福岡公演が残っていますし、Fairyのライブはまた凄まじいものになると思うので1ヶ月後が楽しみです。(福岡は両日現地参戦できるので尚更です。)福岡の1日目はミリシタ開始2周年の日ですし、福岡では必ず大きな発表があると思うので今から楽しみでありつつヒヤヒヤしています。

 前回の記事で僕はミリオンは5th=”展覧会”=「サナギの段階」を経て間違いなく羽化する、その爆発力が楽しみだと書きましたが、今回の6thではその通りに、そして期待以上に大きく舞い上がってくれたと思います。最高のライブを創り上げるための並々ならぬ熱量によって羽化した蝶はこれからさらに魅力的に飛んでくれるものと思います。最近僕の中で、グリマスから巣立ったミリオンライブが新たなポテンシャルと可能性を高らかに示してくれ、段々と新たに脈動し始めているのを感じます。今現在の僕にとって、ミリオンライブというコンテンツは他のどんなコンテンツにも勝る、そして今後さらに高みへ向かうことができる可能性を存分に内包している最高のコンテンツにしか思えません。これは明らかな依怙贔屓ですが……勝手に思う分には自由なので。

(話はずれますが、こうなると今のミリオンスターズが持つ「Welcome!!」という曲に「(進化し続ける私達があなた[プロデューサー]と創り出す新たな景色へ) ようこそ」という意味も付加してもいいんじゃないかな、と思い始めてきました。)

 僕はこれからもミリオンライブを応援し続けたいと思います。まだまだ新たな景色を見せてくれるであろう彼女達ミリオンスターズの今後が楽しみで仕方ありません。さて、今回はこの辺りで失礼します。長々と駄文を書き連ねてしまいましたが、お付き合い頂きありがとうございました。

 次のブログは僕と一緒に仙台・神戸両公演2日目のLVに参戦して下さった同志氏さんにお願いしたいと思います。それでは失礼します。

大正

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